管理人 さんの日記
2012
3月
21
(水)
00:05
本文
自宅横は昔からコンビナートの引き込み線が通っていた。
毎日朝から夕方まで日に何度か警笛を鳴らして走っていた。
子どもが小さい頃などは、やっと昼寝を始めたと思うや否や警笛を鳴らされ、子どもが目を覚ますということもしばしばあり、ここを走る機関車を疎ましく思うこともしばしばだった。
ところが、トラック輸送への依存度が高まり、昨年の春に引き込み線の廃線が決まった。
それ以来、警報器や遮断機はあっても貨物列車がここを通ることはなくなった。
そして、1週間ほど前からとうとう線路の撤去作業が始まった。
鉄道を撤去する作業なんて、一生のうち何回見ることが出来るか分からないから、興味津々だ。
写真にもあるが、線路の端はねじって貨車がそれ以上進めない状態にした上で撤去作業が始まった。
線路の上を専用台車に乗った大型ユンボが走る姿には驚いた。
枕木の杭はひとつひとつ手作業で外していく。
度の作業もとても珍しくてついつい見入ってしまう。
今まで、鉄ちゃんがうろうろしていたが、こんな作業は始まると全く集まらなくなった。
その代わりにと言っては何だが、鉄ちゃんとは全く縁のない私が、時間があればじろじろと見ている。
こどもの頃から慣れ親しんだ景色がなくなるという感傷もあって、この鉄道の終わりの立会人気分になっているのだと思う。
またひとつ、こどもの頃から見てきたものがなくなっていく。
毎日朝から夕方まで日に何度か警笛を鳴らして走っていた。
子どもが小さい頃などは、やっと昼寝を始めたと思うや否や警笛を鳴らされ、子どもが目を覚ますということもしばしばあり、ここを走る機関車を疎ましく思うこともしばしばだった。
ところが、トラック輸送への依存度が高まり、昨年の春に引き込み線の廃線が決まった。
それ以来、警報器や遮断機はあっても貨物列車がここを通ることはなくなった。
そして、1週間ほど前からとうとう線路の撤去作業が始まった。
鉄道を撤去する作業なんて、一生のうち何回見ることが出来るか分からないから、興味津々だ。
写真にもあるが、線路の端はねじって貨車がそれ以上進めない状態にした上で撤去作業が始まった。
線路の上を専用台車に乗った大型ユンボが走る姿には驚いた。
枕木の杭はひとつひとつ手作業で外していく。
度の作業もとても珍しくてついつい見入ってしまう。
今まで、鉄ちゃんがうろうろしていたが、こんな作業は始まると全く集まらなくなった。
その代わりにと言っては何だが、鉄ちゃんとは全く縁のない私が、時間があればじろじろと見ている。
こどもの頃から慣れ親しんだ景色がなくなるという感傷もあって、この鉄道の終わりの立会人気分になっているのだと思う。
またひとつ、こどもの頃から見てきたものがなくなっていく。
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